- 446 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2006/03/11(土) 22:01:36 ID:LJuE305b
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____________
| __________ |
| | | |
| | l> PLAY. | |
| | | | ∧_∧ 作者の住んでる県の
| | | | ピッ (・∀・ ) ある地域の昔話。
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 447 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2006/03/11(土) 22:02:08 ID:LJuE305b
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これは、石川県の能登の、昔話でございます。
- 448 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2006/03/11(土) 22:02:58 ID:LJuE305b
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1
石川県の能登のある鍛冶屋に、娘が一人おりました。
∧,,∧
∧ ∧ ミ゚Д゚,,ミ
(*゚ー゚) (V )
/ヽ/.| | .|〜
. 〜(,,__ノ U^U
2
娘は大変美しく、「いったい、あの素晴らしい娘さんの
婿になるのは、誰だろうか。」「婿は幸せものだなぁ。」
と、皆口々に言いました。
∧ ∧
(*゚ー゚)
/ヽ/.|
.〜(,,__ノ
∧_∧ ∧ ∧ ∧_∧ ∧__∧
( ´∀) (Д^ ,,) ( ) (∀・ )
これは、石川県の能登の、昔話でございます。
- 449 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2006/03/11(土) 22:04:05 ID:LJuE305b
- 3
皆が言うので、娘の父は大変なことを言いました。
『娘は、一夜で千丁の刀を打てる男にしかやらん!』
∧,,∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
ミ゚Д゚,,ミ |娘の婿は、一晩で千丁の刀を |
(V つ < 打てる程の男でないと . |
| .|〜 .|いけないから! |
. . U^U \_____________/
4
ある日、鍛冶屋の家に、顔立ちや体格の良い
青年が一人、やって来ました。
|
∧ ∧ |
. (,,゚Д゚) |鍛冶屋の家
.(。*ヾ) |
〜|゚。;| .|
U U |
5
「僕が一夜にして刀を千丁打つ事ができたら、
娘さんを僕にください。」と、男は言うのです。
∧ ∧ ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
.(,,゚Д゚,) <╋━ × 1000 |
<*ヾ* > \_______/
.(U).(U)
- 450 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2006/03/11(土) 22:04:35 ID:LJuE305b
- 6
一夜で千丁だなんて真面目に言う男を、
娘の父は怪しみましたが言いました。
「いいだろう。ただし、千丁の刀を、
一番鳥が鳴く前に作り上げないと、
お前を家から追い出すからな。」
∧,,∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
ミ,゚Д゚,ミ | いいから。でも一番鳥が鳴く前に |
m9 V ) < 作り上げないと、フサギコはお前を .|
(⌒つ ) |まいほーむから追い出すから。 |
\______________/
7
「わかりました。では、気が散るので
刀を打つ所は、決して見ないでくださいね。」
男はそう言って、刀を打つ部屋へ篭りました。
| 刀を打つ部屋 |
| ミチャイヤーン .|
| |
| |
| |
8
しばらく、刀を打つ音が聞こえました。
火を使う音、刀をのばす音・・・。
しかし、娘の父は眠らず見張っていました。
∧,,∧
ミ,,゚Д゚彡 カンカンカンカン
( ̄ ̄ ̄ ̄) ボォーブォー
| ̄ ̄ ̄| キィンカァンカァンカァンヌルポ
| | カンキンカンキンカンキン
| |
ヽ____.ノ
- 451 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2006/03/11(土) 22:05:09 ID:LJuE305b
- 9
しばらく経つと、突然、静かになりました。
娘の父は不審に思い、自分の刀を持ち、そっと
部屋を覗きました。
| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| | ̄| ̄| ̄|
| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| | ̄| ̄| ̄|
| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| | ̄| ̄| ̄|
∧,,∧ .ノ
ミ ;彡 /
( つ×コ、コワクナンテナイカラ
〜 |
U^U
10
するとどうでしょう。
男の頭には大きな角が二本あり、
恐ろしい顔をしていました。
口から火を吹き、次々と刀を作り上げています。
.( A A .| |
\ (皿) |Д゚|
×と ヽ | |
| ) .| |
11
娘の父は驚きました。
「こうしちゃおれん。このままでは、
娘が鬼に奪われてしまう」
∧,,∧
ミ|il゚Д゚彡オニ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
/ つ つ
- 452 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2006/03/11(土) 22:05:50 ID:LJuE305b
- 12
娘の父は湯を沸かし、鶏のいる小屋へ走りました。
鶏はまだ眠っています。
ノノノ ノノノ
( ‐∋‐) ( ‐∋‐)
ヾ(ノ ) ヾ(ノ ) ∧,,∧
======== ミ゚Д゚;彡ハァ ハァ
|V |
U‐U|
|湯|
13
娘の父は、鶏の止まり木である竹の中に、
湯を注ぎました。
すると、竹が暖かくなったので、鶏は
朝だと思い、「コケコッコー」と鳴きました。
ノノノ ノノノ
( ‐∋‐) ( ゚∋゚) コケコッコー!!
ヾ(ノ ) ヾ(ノ )
14
その頃、鬼は999丁の刀を打ち終え、
千丁目の刀の鉄を持った所でした。
. そ A A \
て (皿) コケ
[]と ヽ コッコー
| ) /
- 453 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2006/03/11(土) 22:06:28 ID:LJuE305b
- 15
鬼は小屋の壁を蹴破り、空へと飛びました。
そして、空で千丁目の刀を作り上げ、
その刀を鍛冶屋の家へと投げました。
A A
(皿)
ビュン ミつ U
と_ノ〜
× U
_/
16
その鬼の投げた刀は、「鬼神大王波平」と
名付けられ、後に名刀の一本になったそうです。
.ノ キジン
/ ダイオウ
× ナミヒラ
- 454 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2006/03/11(土) 22:07:00 ID:LJuE305b
- 17
お し ま い
- 455 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2006/03/11(土) 22:07:57 ID:LJuE305b
- 18
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| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ あやふやな所もあるけど、
| | | | ピッ (・∀・ ) 気にしないであげてね。
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
>>448の「これは石川の〜」はミスです。ごめんなさい。
- 469 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2006/03/11(土) 22:55:17 ID:FciyVDGU
- |\
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| |
| | 石川県能登に伝わる名刀
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/ ̄ ̄ ̄ ̄\ その名も「鬼神大王波平」
/\ \ 鬼 / l
||||| (・) (・)|
(6------◯⌒つ|
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|メ|
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